アトピー

局所麻酔薬

かゆみを抑える方法は、主に炎症の緩和が挙げられます。
また、炎症を生む物質の発生を抑える薬も併用されます。
ただ、これら以外にもアトピー治療薬として用いられている薬はあります。
その例として、局所麻酔薬等というものもあります。

 

局所麻酔薬というのは、手術などに利用される麻酔の一種です。
意識を消失させる全身麻酔とは違い、身体の一部を麻痺させ、痛覚を消して治療を行いやすくする為のものです。
歯医者などでよく利用されているので、割と身近な薬かと思います。

 

そんな局所麻酔薬をアトピー治療薬として利用する例は、稀と言っていいでしょう。
基本的に、かゆみを伴うアトピーの際には使用しません。
アトピーの症状には痛みを伴うケースもあり、その痛みの鎮痛薬として麻酔を使用するというものです。
その使用も基本的にはかなり限定されています。

 

局所麻酔薬には、アルカロイドとエステル型、アミド型の3種類があります。
例外として、いずれにも属さないオキセサゼインという薬もありますが、基本はこの3種の中に入っています。
その中のアルカロイドという分類の薬は、コカインのみです。
コカインというと、麻薬という印象が非常に強いのですが、麻酔薬として普通に利用されている薬でもあるのです。

 

この他、エステル型には歯医者で使用されている塩酸プロカイン等がありますが、アトピーの痛みを止める場合はアミノ安息香酸エチルが使用されます。
アミド型にはリドカイン等があります。

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